先日研修でも学んだ音楽療育を早速セッションに取り入れています。
その取り入れ方は、目的によってさまざまです。
本日は数例をご紹介したいと思います。
例えば、好みの音楽が流れるなか好きな楽器を自由に演奏することで、楽しくセッションを始めると同時に、情動の発散や安定を図ります。
支援者が示したお手本を真似て楽器を鳴らし、注意や記憶の発達を促すこともあります。
音楽やリズムに合わせて言葉を発することは、発音を明瞭にしたり語彙を増やすことを目的としています。
また、子どもと支援者が別々の楽器を分担して演奏することで、他者とコミュニケーションをとって役割を果たすという体験を積み重ね達成感や自己肯定感に繋げます。
音楽療育の強みは何よりも子どもが楽しみながら取り組めることです。
楽しみながら子どもの「できた!」を支えていけるよう、これからもスカフォルズではひとりひとりに合わせた形で積極的に音楽療育を取り入れていきます。
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