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スプーンの練習②

以前ご紹介したAくんのセッションでの様子。続報をお伝えします。

大好きなカレーを食べる時にこぼしたり服や腕を汚してしまうというAくん。前回は様々な小さな素材をスプーンですくう練習の様子と声かけのポイントをお伝えしました。

徐々に手首を上手く使えるようになって、時間をかけながらも楽しめるようになりました。スプーンへの苦手意識がぐんと和らぎました。

 

次は難易度をアップさせるために、スライムを作ってカレーに見立てます。

スライムあそびが大好きなAくんには、一緒にスライムを作ることもセッション課題にしましたよ。

スライムは子ども達に大人気で、スカフォルズでもたびたび登場するアクティビティの1つです。

スライムのような感触あそびにはこんな効果が期待されます。

①新しい物を見て「これはどんな手触りだろう」と想像する

②「握る」「つまむ」「離す」「引っ張る」「破く」などを繰り返し、手指をスムーズに動かせるようになる

③五感を使って遊ぶことで、同時に複数の情報処理をする力が育つ

④自由に形を作ったり手触りを楽しんでのびのびと感情を表現する

⑤気持ちを共有したり、共感し合いながら、コミュニケーションを楽しむ

⑥調整しながら力加減を学ぶ

情緒の安定になる


一般的な使い方の他に、着色したり、なかに物を隠したり、膨らませたり、見立てたり・・・

その子それぞれに狙いをもちながら取り入れています。


第3段(スプーン練習終結)に続く。


 
 
 

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