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執筆者の写真スカフォルズ 滝谷

道具の役割

スカフォルズにホワイトボードがやってきました。

この3週間 いろんな用途で使われ大活躍!

ちょっとご紹介したいと思います。


●半年後に入学を控えた年長の2人。毎週、個別セッションの後にお友達と一緒の時間を設けています。いつもはゲームやかるたで盛り上がる仲良しコンビ。

この日は ”学校ごっこ” をしました。机を横並びにして座り、前には先生役の支援者。ホワイトボードは... そう!黒板に早変わりです。


季節についてお勉強。

「今は11月です。季節は何ていうか知っていますか?」と問われ「あき~っ!!」と大きな声で口を揃えます。


 寒い季節に着る服を考えてもらい、名前を呼ばれたら前に出て、お友達に見てもらいます。

「ちょっと寒いから長袖~」、「あったかい帽子にしよう」と2人とも秋にピッタリなコーディネートに仕上げました。面白メガネをつけたり、おちゃめな着せ替えが出来上がりました。

とても楽しめたようで「またやろうね。」と約束。

想像以上の反応に驚き喜ぶ支援者達。各々就学に向けて、ひとつずつ楽しみながら準備していきたいと思います。

次はどんな授業にしようかな。春が楽しみだね♪


●年中のAくん。いつものように大好きな四角形を積み上げた絵を描き始めます。

正方形や少し崩れた四角形がたくさん...

そのうち「あ!」「ここピアノみたいだね」「こっちは怪獣みたいじゃない?」「ここは何に見える?」支援者とやり取りがはじまります。

いつもは四角を沢山描いておしまいのAくん。大きなホワイトボードをキャンバスにしたからこそ形にこだわらず四角を組み合わせて、いろんな物に見立てることができました。Aくんが、想像力をはたらかせて支援者と楽しくコミュニケーションをとる姿が見られました。


●年長のBくん。ある日、訳あって気持ちに折り合いがつかず、療育ルームに入ってもなかなか椅子に座ることができません。「こんなのあるよ」とホワイトボードを見せると...

パッと表情が変わり、キラキラした目でペンを持ちます。

Bくんの目標でもある ”あわてずゆっくり” を意識しながら、支援者を真似てホワイトボードに大きな丸を3つ描きます。

それぞれに目と口を描いて可愛い顔に仕上がりました。

すると、満足気に椅子に座り、集中して今日の課題に取り組みはじめました。

Bくんがホワイトボードをきっかけとして自分で気持ちを切り替えた瞬間でした。



お子さまの発達に関する事で気になることやご相談などありましたらお気軽にスカフォルズまでお電話下さい。





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