地域の児童発達支援通所施設や、放課後デイサービスを探してみるといろいろな場所に出会います。
運動療育を専門にされているところ。言語に特化した療育をされているところ。
それぞれに良さがあり、日々子どもの発達を支えています。
その中で、スカフォルズは「認知の発達」をベースに「個別療育」を行っています。
こどもを支援するにあたって大切なのは、
その子どもが見えている世界を理解すること。
生活年齢(実年齢)で考えるのではなく、発達年齢で子どもを捉え支援すると言われます。ひとり一人の特性をベースとして子どもが何をどう解釈しているかを私達が理解することが求められます。その子の見えている世界によって、支援の仕方、声掛けやそのタイミングを療育者が変えることはとても重要です。
周りの子がしているからと同じようにすることを促すことはしません。わからない時期にはわからない理由があるからです。その理由を知ることによりそこに至るまでの大切な道筋がみえてきます。この過程をおろそかにすると、自己肯定感が下がっていきます。
「わかる」ことを「わかる時期に」することを大切にして関わること。
それを繰り返していると、子どもは自分から「次」にチャレンジしたくなります。
集団になじめない。友達と遊びたいのに気持ちが一方通行になってしまう。一人で遊ぶことを好み、友達と一緒に遊ばないと保護者の方が心配をされている。など、他にも多様な悩みを抱える子ども達にとって、学校や園の中で漠然と「困った」と感じていることを「何で困っているのか」掘り下げると、「認知」に原因があることが実は多いです。それは、子どもの解釈はその子どもの認知力に基づくためです。解釈が違えば行動も変わります。言い換えれば、行動が変わるには認知の発達が不可欠なのです。
まずは、大人が子どもが見ている世界を一緒に見て、「こういう時にはこうしてみる?」とその場で「わかる」手立てや言葉を添えましょう。そういった意味で、スカフォルズで過ごす個別の療育は子どもにとって心地の良いものだと思います。
お子様の発達に関する事で気になることやご相談などありましたら、お気軽にスカフォルズまでお電話下さい。
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