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執筆者の写真スカフォルズ 滝谷

視知覚とは① (お手伝い編)


今回は、「視知覚とは?」についてと、お手伝いをしながらご家庭でできるトレーニングをご紹介したいと思います。


私たちは、視覚情報を処理する時に両目を上手に使っています。目で見てその情報を理解し脳で処理することは、近視などの視力とは違います。これを「視知覚」と呼びます。

例えば、両目をチームワークよく使えないと体のバランスが保てなかったり、物との距離感がつかめなかったりします。寄り目ができるかどうかが一つの目安になります。この両目がチームワークよく使えるようになるのは1歳くらいからと言われています。距離を測りながらバランスよく体を保って歩くためには、この眼球の運動が欠かせないということになります。

  

①ボディーイメージがつかめない

②力の入れ方がわからない

③見えているのに正しく見えない


このようなお困りごとに

~ご家庭でできる「お手伝い」~をご紹介します。


(お手伝い編)

〇掃き掃除

 ゴミを見つけて、ほうきでそれを集めて、できればちり取りに入れてから、それをゴミ箱に捨てる。

〇皮むき

 ピーラーを使ってしっかり手元を見てむく。

〇雑巾がけや窓拭き

 床の端から端まで、窓の上から下まで拭く。雑巾を絞る事にも挑戦。いろいろな絞り方があるので、お子様のやり方に合った絞り方で。

〇洗濯物を干す・取り込む

 ピンチハンガーにタオルを並べて干す。取り込んでからたたむ。

〇植木の水やり

 植木にちゃんと命中するように水やりをする。

〇お風呂そうじ

 高難度ですが、湯船の底、側面をまんべんなく。全身を使う。

〇お皿を拭く

 これも難度ですが、キュッキュッと音をさせるイメージでしっかりとお皿の感触を感じとる。

〇布団を敷く・たたむ

 これもかなりの重労働です。布団の重さに負けないように、全身を使う。

〇掃除機やモップをかける

 距離感をつかみながら、丁寧に。


「お手伝い」は、とても良質なトレーニングになります。


今後、「視知覚とは②」として、「遊び編」もご紹介したいと思っています。


お子様の発達に関する事で気になることやご相談などありましたらお気軽にスカフォルズまでお電話下さい。

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