5月も終わりが近づき、今年も梅雨がやってきます。
実は梅雨は、子ども達が心身の調子を崩しやすい季節です。
朝、起きられない…
食事が進まない…
何だかイライラしている…
ぼーっとしている…
お友達やきょうだいとのケンカが増える…
などなど
こういった不調は何故起こるのでしょうか?
体調不良の原因のひとつは、変わりやすい天候や気圧の変化による「自律神経の不調」です。自律神経は内臓の働きや体温の調整等を担っていますが、それがうまくいかないため体調を崩しやすいのです。体調が優れないと、心も不安定になってしまいます。
もうひとつの原因は「今までできたことができなくなったり、いつできるか分からなくなる」ためです。登園したら行われていた散歩や外遊び、週末の公園遊びやお出かけ等、これまで当たり前のようにできていた屋外での活動や体を動かす遊びが、雨でできなくなったり、次はいつできるのか分からなくなってしまいます。これは子どもにとって“楽しみがなくなる”だけでなく“予測がつかない日々を送る”ことになります。梅雨が一時的なものであることも、人生経験の少ない子どもにはよく分かりません。そのため不安やストレスがたまり、心身の不調に陥りやすいのです。
そんな梅雨の時期をできるだけ元気に過ごすコツは、規則正しい生活を送る=子どもが予測しやすい環境を維持することです。決まった時間に起きて、ご飯を食べて、寝る。それが体調を整えるだけでなく、子どもの安心感につながります。
簡単ではないかもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください。
お子様の発達に関する事で気になることやご相談などありましたら、お気軽にスカフォルズまでお電話下さい。
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