2学期が始まり「疲れたー」「はぁ~」と言いながらランドセルやカバンを下ろしたり、テレビを見たり………
夏休みも終わり、9月になりましたが、まだまだ暑い日も多く疲れますよね。
新学期疲れを対策する上で、最も大切なことが「疲労サインに敏感になる」ことです。
人間にとって、最も危険な状態は「疲れている」ことではなく「疲れていることを知らない」状態です。自分の疲れを理解できていればしっかり休むことができますが、疲れを感じにくい人もいます。
これは科学的に証明がされていて、「達成感」により脳の疲労を感じる部位が麻痺してしまい、「疲れを感じない状態」になることが知られています。
したがって、新学期に少しでも「なんか疲れてるな」と感じたら、いつもより多めに休息をとるように心がけましょう。
新学期だけに限らず、人間には「疲労サイン」が存在します。
「疲れているな」と心で感じられなくても、体の方が「今すごく疲れてるよ!」と伝えてくれるので、このサインにできるだけ早く気がついてあげましょう。
注意すべき[「疲労サイン」を以下にまとめてみました。
睡眠
・睡眠の質が良くない ・寝付けない、何度も起きるなど
食欲
・元気な時ほど食べれない・給食やお弁当を残すなど
行動
・できないことが増えた・家族や友達と話す気にならないなど
睡眠と食欲は人間の3大欲求の中の2つなので、ここに問題が生じていたら「かなり疲れている証」だと思ってください。早急に休息が必要です。
「9月」に注意する
新学期の中でも特に疲れが溜まりやすいのが「5月と9月」のタイミングです。
いわゆる「5月病」というやつですが、最近では「9月病」なるものも指摘されており、共に注意が必要です。
9月は夏休みが明けるタイミングということもあり、新生活がスタートする4月、5月とは少し異なる部分があります。
9月病への対策
規則正しい生活
・生活にメリハリを・睡眠、食事の時間を固定する
休む
・とにかく休む・「積極的休息」が大切
無理をしない
・「夏休みボケ」から少しずつ復帰・慣れてきたら頑張れば良い
9月病が他の5月病と決定的に異なるのは、「長期休みの有無」です。
夏休みを経験して生活リズムが崩れ、ストレスのない状態で1カ月強生活すると、あらゆる点で耐性がなくなってきます。
早起き、勉強、対人ストレスなど、夏休み前までは適応できていたものでも難しく感じ、結果的に疲労が溜まってしまうのが9月病の本質です。
したがって、まずは生活を正しつつ、積極的に休むことが何よりも大切です。
その後、無理をしない程度に回復し、慣れてきたら頑張り始めればOK。手を抜くところは手を抜いて、緩く生活をしていく心構えが大切ですよ。
お子様の発達に関する事で気になる事やご相談等ありましたら、お気軽にスカフォルズまでお電話下さい。
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