スカフォルズでよく登場する感覚遊び課題。
子ども達にとって楽しくて大好きな課題です。
例えば…
・氷遊び
・寒天遊び
・スライム
・トランポリン
・マットくぐり
・どんな匂い?
・何の音?
・スクイーズ
学校や園で頑張ってきた子ども達にふっと自分自身を取り戻してほしい時にも活躍します。
何故私達が療育で感覚遊びをあえて取り入れているのか。
ただ楽しいからではありません。
発達の過程を表すピラミッドを積み木で作ってみました。
感覚(黄色)が1番下の土台部分。1番大切と言って良い部分になります。
この感覚を感じて、人は環境や刺激を「自らの経験」として取り入れます。この経験を丁寧に積み重ねながら次の段へとステップアップしていきます。
ところが、感覚の土台がしっかり育つ前に次に次に…と進んでいくと。
困りましたね。
土台がグラグラだと上に重なっていくものも難しく、倒れてしまいそうです。
いつ倒れてしまうかハラハラ。
しっかりした土台がないということは、次の経験を積み重ねづらいということです。
言葉を促したい。なわとびができるように運動のコントロールを身につけて欲しい。など、今求めていることには、ボディイメージの形成と運動コントロールの基礎の発達があり、
そのためには姿勢や筋力、眼球運動のコントロールが必要です。
そしてその土台が感覚なのです。
土台が何らかの原因によって弱いのであればまずは補完することが大切です。
言葉数を増やしたいときに「ことば」をどんどん紹介しても汎用的に使えることばになっていない例をたくさんみてきました。。(ことばは知っているのに使えない。)
スカフォルズでは焦りません。
気になるところにアプローチしながら、必ず発達を促すために補完が必要な箇所はないかアセスメントし、同時進行で対応していきます。
一つひとつの発達の重なりを確実に。今必要な部分を個別で支援します。
お子様の発達に関する事で気になることやご相談などありましたら、お気軽にスカフォルズまでお電話下さい。
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