「シングルフォーカス」という言葉を聞いたことはありますか?
シングルフォーカスとは、一度に一つのことしか目に入らず、多くの情報の中の一部分に反応してしまうため、同時にいろいろなことをこなせないことを言います。
何か一つの刺激に反応すると、一つの事に集中してしまい、他の感覚に意識が向かなくなり、抜け落ちてしまうのです。自分がフォーカスしたものにしか意識が向かないので、思い込みも強くなります。
シングルフォーカス(興味のある物のみに集中してしまう)の特性を持っているとどのように日常が見えるのか。
一度体験してみましょう。
まずはいつも通りに見ます。
パトカーや電車、人形が手をあげたり鞄を持っていたりしますね。
次に、疑似体験をしてみましょう。
方法は簡単。ペットボトルを上下半分に切って、切った方からキャップの内側を覗きます。
どのように見えますか?
一部分に意識が集中していると、周りの状況や物に気づきにくいですよね。
興味のあることに焦点を絞って物事をとらえる「木を見て森を見ず」という状況です。
シングルフォーカスの見方を持つ子どもには、気持ちを落ち着かせて、周りの状況や自分の思い込みに気づかせる働きかけが必要です。
お子さまの発達に関することで気になることやご相談などありましたらお気軽にスカフォルズまでお電話ください。
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