模倣(真似てみること)はスキル習得において重要な役割を果たします。
しかし、模倣が苦手なお子さまもいます。
模倣をしない理由を大きく二つにわけて援助の方法を考えてみます
A. やりたくないからしない
B. やり方がかわからないからできない
どちらの理由でやろうとしないのか探ることから支援は始まります
Cちゃんは手遊びをしません
見本をみせてもじーっと見ているだけでした
そこで見本の動きをゆっくりゆっくり行ってみました
すると真似をはじめました
これでCちゃんの場合は、A.ではなくB.だとわかりました
見本の動きが早く、どんなポーズをとるのかわからなかったのです
保育園や幼稚園での集団生活では、見本通りに取り組む活動がたくさんあります
できないことが増えると活動を楽しむことができなくなったり自信をなくしたりします
周りからみると一見やりたくないからしないように見えるお子さまの中には、
やりたくてもどうすればいいのかわからず困っているお子さまもいます。
そこに気づき、つまずきがどこにあるのか更に見当をつけて療育を行うことが大切です。
お子様の発達に関することで気になることやご相談などありましたら
お気軽にスカフォルズまでお電話下さい。
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