情報処理のタイプに合わせた関わりを考えましょう。
情報を処理する力には2つのタイプがあります。
◎継次処理:情報を1つずつ時間の流れに沿って受け取り、順番に処理するやり方。
レシピの手順に沿って料理をするといった作業に向く力。
◎同時処理:2つ以上の情報を同時に並行して処理していくやり方。
全体を見ながら、いくつかの情報のつながりを理解し処理する。
料理なら、でき上がりをイメージして、いくつかの作業を同時に
進めるのに向く力。
通常は、継次処理・同時処理どちらも使うのですが、発達に偏りのあるお子さまは
一方だけが特に上手で一方が極端に苦手ということがあります。ですから、お子さ
まの処理のスタイルを理解し、それに合わせて支援することが必要です。
継次処理が得意なお子さまには、順序や手続きを大切にし、聞いてわかる、見てわかる
ように順番に指示して取り組めるようにします。
同時処理が得意なお子さまには、全体がイメージできるように視覚的、総合的に伝えることを大切にし、そのうえで必要な事柄を部分的に確認していきます。
お子様の発達に関することで気になることやご相談などありましたら
お気軽にスカフォルズまでお電話下さい。
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