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執筆者の写真スカフォルズ 滝谷

今日の療育



年少児のKちゃんが、幼稚園でもっと遊びたかったと泣きながらやってきました。

そんな日もあるあるです。


なかなか気持ちに折り合いがつけられず、靴をはきかえることができませんでした。

療育ルームでは、ペアのお友だちが始めるのを待ってくれています。


そこで、遊びたかった気持ちに共感した後、前回は自分がお友だちを待っていたこ

とを話し、自分の経験を通して相手の状況や気持ちが想像できるように援助を行い

ました。すると泣き止み「待たせてごめん」と言いながら入室していきました。


相手の視点に立って物事を理解したり、考えたりできる発達を『心の理論』といい

個人差もありますが4、5歳ごろから始まるといわれます。


心の理論の発達を獲得していないお子さまは、常に自分の視点で物事をとらえるので

自己中心的な言動になりがちです。「相手の気持ちを考えて」や「相手が嫌がってい

るのがわからないの」という声かけは通じません。


まだ、相手の視点に立つことができないお子さまには、まず自分の気持ちを振り返っ

たうえで、その気持ちは相手も同じだと伝えることでわかりやすくなります。




お子様の発達に関することで気になることやご相談などありましたら

お気軽にスカフォルズまでお電話下さい。

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