初めてハサミの練習をするときは、二人用はさみを使うこともあります。
ハサミの正しい持ち方、動かし方、切り方、力の入れ方を手を添え補助しながら
トレーニングをします。
最近、練習を始めたお子さまは、ハサミを持つ、握るということがむずかしく、
グリップに指を入れてもすぐに抜けてしまいました。
二人用ハサミで手を添え、指が抜けないよう支え、開いて閉じての動きから練習しました。
全部の動きをやってあげるのではなく、一緒に持ちつつも、少しずつお子さんの
動きに任せていくことがポイントです。刃を閉じる動作の方が簡単なので、刃を
閉じるときは手の力を抜いてお子さんにハサミを動かすのを任せます。回を重ね
るごとに閉じるときの動きに力が入ってきました。
ハサミの練習では、まずはお子さまがどうやってハサミを使っているのか、ハサミ
の動作で何ができて何が難しいのかを観察します。
見るポイントは3つ
①ハサミの刃を開いたり閉じたりできるか
②切るときにはハサミが寝ていないか
③自分で紙を持てるか
この中でできていないところを手伝いながら練習を進めています。
お子様の発達に関することで気になることやご相談などありましたら
お気軽にスカフォルズまでお電話下さい。
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