課題を全部終えた後、「好きな遊び」でレゴをしました。
退所時間の５分前になると片付けの時間だと、事前に伝えています。
そして．．．そろそろ片付けの時間になりました。
支援者と一緒に時計を見ながら
支援者 「８（40分）になったら帰る時間です。７（35分）になったので、お片付けしようね。」
Aくん 「うん．．．でも、まだ作りたかったな．．．。このままにしといてほし い．．．」
支援者 「このまま置いて置きたいけど、レゴで遊びたいお友達もいるからお片付けしよ うね。」
と伝えると．．．
いつもなら「また、次もやりたい」と、次週の遊びを決めて終了していましたが、この日は、少し考えて．．．
Aくん 「あっ！！」
「写真撮って！！続きしたいから！」
『方法を見つけたよ』と、言わんばかりに目を輝かせて言いました。
支援者 「とってもいい考えだね。写真を撮るから、次、来た時に写真を見て続きをしようね。」
Aくん 「うん！」と言って、お片付けをしました。
そして、次のセッション当日
入室し、椅子に座ると
Aくん 「写真ある？」
支援者 「うん。あるよ！！」
満面の笑みのAくん
（自分で考えた方法をしっかり覚えていました！）
そして、遊びの時間
紙に印刷した、前回の作品を見ながら．．．
Aくん 「これは、こうで．．．」
「これ、どこやろう？これがこうなってるから、こうかな？？」と、
平面で見た作品なので、見えない部分もありますが、周りのレゴの積み方などを見て『こうだろう』と、考え仕上げていました。
とても、集中してみるみるうちに完成。
そして、そこから、またまたグレードアップした作品が完成！！
お片付けの時間．．．
いつもなら、「まだ、作りたかったな．．．」と言うAくんが
「できた!!」と、とっても満足気な顔をしていました。
『たのしい』には、無限の可能性があります。
楽しいレゴ遊びから、「続きがやりたい．．．」「次もやりたい．．．」と、『やりたい』だから『〇〇をするには、〇〇すれば』と自分で考え、その方法を見つけ実行し、成功したのです。
たくさんの成功体験を積むことは、とても大切です。すべては、「できた！」の積み重ねです。
スカフォルでは、これからも「たのしい」から始まりたくさんの成功体験を積み、自分から「やりたい」という気持ちが持てるよう、ひとりひとりと丁寧に向きあい支援していきたいと思います。
お子様の発達に関する事で気になることやご相談などありましたら、お気軽にスカフォルズまでお電話下さい。
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