絵を書く
A君は、点つなぎで恐竜ができました!
すると、お話に発展していきます。
「きょうりゅうのたまご」「あかちゃんうまれるよ」 (すごいね~)
「これがて」「こっちにも」 (いっぱいうまれるね)
「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10ぴき」
「ここはカラフルに」「にじいろ」 (きれいね~)
「これ、ママにみせようね」
こうして点つなぎがアートになりました!
B君のアート作品は、壁に貼った大きな模造紙がキャンパス。
よーく見るとB君と支援者の弾んだ楽しい会話が記されています。
とても集中して書いていたそうです。
B君、この日をきっかけにぐるぐる🌀もダイナミックになっているそうです。
絵を書かせることが目的ではありません。
絵を書くことは自身の『表現』なのです。
① 言語活動の未発達な幼児にとっては、自分の思ったこと、考えたことを親しい人に伝えるコミュニケーションの一つ。子どもからのメッセージです。
② 絵を書きながら、自分の想像の世界を描き、独り言を言いながら内容の世界を構築していき、自我を育てます。
まわりの大人は
(何を書いたの?)
「○○書いた」
(そう、○○書いたの!)と認め、誉めて、励ます。
こうして、子どもからのメッセージを一緒に楽しみ会話のバトンをつないでいきましょう。
きっと、まだまだ続いていきます。
このように、幼児は絵で思いを表現しますが、児童になると文字や言葉で表現するようになるため絵を描く機会は減ってきます。(あまり絵を重視しなくなります。)
就学において、「話し言葉」や「絵画」に気持ちをこめた筋道のある表現ができる力とその充実を図ることが近い将来「書き言葉」で思いを語るための土台作りにもなるでしょう。
「さあ、明日は、何を書こう。」
お子様の発達に関する事で気になることやご相談などありましたら、お気軽にスカフォルズまでお電話下さい。
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