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執筆者の写真スカフォルズ 滝谷

ドキドキとスリルを!!


今回は、皆さんもよくご存知で、長く愛されるロングセラーの有名な黒ひげ危機一髪についてご紹介したいと思います。


 樽に剣をさしていき、樽に入っている海賊が飛び出たら負けもしくは勝ちという、シンプルなルールです。


 海賊がいつ飛び出るのか、、、ドキドキ感とスリルが楽しい



「どこにしようかな?」

「ドキドキする!」

ここに指したら跳ぶかな...」


実際のセッションでも、多くの子どもが楽しみ、飛び出た海賊に驚いています。


 私にも黒ひげは思い出があります。


お正月やお盆、親戚が集まった時に、大人、子ども関係なく必ずのように皆で楽しみ、大人も子どもも、ドキドキ、ハラハラを楽しんでいました!


 皆様には、黒ひげとの思い出はありますか?



 さて、セッションではどのような目的で、どのような効果を狙っているのか。解説していきましょう。



~効果~


・手と目の協調性を促進する


・両手の協調性を促進する


・先を読む力や結果を想像する力を養う


・ルールの理解力や記憶力を養う


・想像力を養う


・結果を予測することによる行動計画力



◎手と目の協調性を促進する


 剣を穴に指す、樽を手で押さえながら剣を刺すことにより、手と目の連動性を養います。これは、子どもが将来的に書く、読む、スポーツをするなどの様々な日常生活において必要なスキルです



◎両手の協調性を促進する


 樽を手で押さえながら剣を刺すことで、両手の協調性を養います。このような動作を繰り返すことで、脳と身体の調整能力が向上します。



◎先を読む力や結果を想像する力を養う


 海賊が飛び出すタイミングを予測することにより、先を読む力や結果を想像する力を養います。これは、将来的に問題を解決するために必要なスキルです。



◎ルールの理解力や記憶力を養う


 黒ひげはルールがあるため、ルールを理解し、記憶することが必要です。これは、子供が学校や社会生活で必要なスキルです。



◎想像力を養う


 海賊が飛び出すことを予測することで、想像力を養います。また、船のイメージを思い浮かべたり、自分が海賊になったつもりで遊んだりすることで、創造力や想像力が育ちます。



◎結果を予測することによる行動計画力


 海賊が飛び出すことを予測することで、それに対する行動を計画する力を養います。これは、子どもが将来的に目標を設定し、それに向かって行動するために必要なスキルです。


また、剣を指したり順番を待っている間もドキドキ、ハラハラする気持ちをコントロールしながら順番を待つ事が出来たり!

ドキドキ、ハラハラする気持ちを声に出したり、身体で表現する事により気持ちもスッキリします!!


 黒ひげ危機一髪は、楽しみながら療育ができる課題の一つです。子どもは、楽しいと感じることに対して積極的に取り組むため、セッションがストレスにならず、効果的に行うことができます!

※苦手なお子様には、別の課題を提供しています。



まとめ


 剣を樽にさすという活動は、手元をしっかりと見ることを促します。



 またルールを覚える、結果を予測して期待する、楽しみながら待つことも経験します。



 子どもが社会で生きていくうえで重要なポイントが、黒ひげ危機一髪の中にはちりばめられています。



 楽しい時間を過ごせるとわかるから「待つ」事もできるわけです。



 期待するということは、自分自身に起きることがわかる、つまり自分自身をイメージできているということです。



 いつ飛びでるかわからないドキドキ感は、「飛び出る」という結果が予測できるからこそ!なのです。



 海賊と一緒に、子どもに必要な能力をきたえましょう!

雨の多い梅雨の時期でも、お家の中で気軽に出来ますよ。



お子様の発達に関する事で気になることやご相談などありましたら、お気軽にスカフォルズまでお電話下さい。

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