ささいな日常動作のなかにも、お子様にとって難しいものが少なくないものです。
そのようなときスカフォルズではその動作を「いくつかの小さなステップ=スモールステップ」に分けて、お子様がどのステップでつまづいているのか考えます。
例えば、お子様にとって難しい日常動作のひとつ“ファスナーの開閉”には次のスモールステップが隠れています。
ステップ①小さな物をつまむ動き
ステップ②小さな物を押さえる動き
ステップ③小さな物を引っ張る動き
ステップ④右手と左手を一緒に使う動き
ステップ⑤ファスナーの金具の仕組みの理解
ファスナーの開閉が難しいお子様が①~⑤のどのステップでつまづいているのか、お子様の実際の動作を見て分析します。
そしてつまづいているステップに応じて、その克服のための課題を提供します。
“ファスナーの開閉”という複雑な動作を一度で身に着けることは簡単ではありません。
お子様がなかなかできるようにならないと大人も子どももどうしたら良いか分からなくなってしまうことがあります。
しかし「スモールステップ」に分けて取り組めば、教える大人にとっても教わる子どもにとっても分かりやすく、何より気持ちが楽になります。
ひとつのステップができれば子どもは自信と達成感を得られ、次のステップへの意欲につながります。
このようにスカフォルズでは「スモールステップ」を用いて、お子様が前向きに療育に取り組むことができることを大切にしています。
お子様の発達に関することで気になることやご相談などありましたらお気軽にスカフォルズまでお電話下さい。
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