今回は前々回でお伝えした感触遊びの大切さについて、より具体的にお話ししたいと思います。
さまざまな素材を触ってその感触を楽しむ感触遊びは、子どもたちの五感や知的好奇心を刺激し、細かい筋肉の発達などを促す効果が期待できます。
それでは、感触遊びどうのような効果があるのか、細かく見ていきましょう。
感触遊びでは「握る」「つまむ」「離す」「引っ張る」「破く」などの運動を繰り返し行うので、お子さまの手指をスムーズに動かせるようになります。
感触遊びでは、初めて触るものも多いので、新しい物を見たときに「これはどんな手触りだろうか」といった想像力を働かせることができます。
感触遊びでは、 音や形、動きなどさまざまな刺激に反応しながら遊ぶため、同時に複数の情報を処理する力が育ちます。
感触を刺激することで、複雑な動作や行動ができるようになっていきます。
感触遊びには失敗も間違いもありません。自由に形を作ったり手触りを楽しむことで、のびのびと感情を表現することをができます。
感触遊びを親と子、友達同士、支援者と子といった複数で行うことで、同じ感覚を共有することができます。「わっ!冷たい」「本当だね、冷たいね」こういったやりとりを通して他者に共感すること、コミュニケーションの楽しさを実感します。
感触遊びでは、小麦粉や落ち葉、野菜など身近な素材を用います。また、スライムや粘土などを使った遊びも有効です。
スカフォルズでは、この夏、水や氷を使った感触を遊びをたくさん行いました。
ひんやりとした感触、硬い氷がだんだんと溶けて水になっていく感触を大いに楽しみました。感触遊びを行う際は、アレルギーや誤飲に十分注意して、お子さまの気づきを大切にしています。
さあ、今日はどんな発見があるかな?
どんな子どもの表情を見ることができるかな?
次回は何を触ってみようかな?
私たちスタッフも楽しみにしている課題のひとつです。
お子さまの発達に関する事で気になるころやご相談などありましたら、お気軽にスカフォルズにまでお電話ください。
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