リズムやメロディーに心地よさを感じたり、音と動きに興味を示したりするお子様は大勢います。
これらの魅力的な要素を、「音楽療法」として活用することで、お子様の言語発達や心、情緒の発達、社会性の向上などの幅広い効果が得られます。
スカフォルズでは、2ヶ月間にわたる2度目の職員への音楽療育研修を始めました。
学びを深め日々のセッションに取り入れて行きたいと思います。
音楽療法では言葉を聞いたり、演奏したりする際の生理的・社会的な効果を応用して心身の健康回復、向上をはかる事を目的とします。
音や音楽は音楽は沈黙に始まり沈黙に終わるといわれています。
この時間を共有する中で、子どもは「集中力」「気持ちの静まり(クールダウン)」「終わりの意識」「リラックス」など様々な力を育むことが可能になってきます。
例えば、音の余韻が消えるまで子どもと支援者の双方が息を潜めれば、目の前の楽器への集中力が高まってきます。最後の沈黙の時間を共有した後、子どもとはほっとしたように身体を動かし安堵の声を出します。それは、まさに緊張と解放が交互に訪れる瞬間であり、その時の子どもの集中力は最高潮に達するわけです。
音や音楽をうまく用いることで、緊張と解放が交互に体感し、集中力も最高潮に達し、自然と安堵の声が出てくるでしょう。今後も研修でいろいろ学び、音楽に触れながら、今後のセッションにも取り入れていきたいと思っています。
お子様の発達に関する事で気になることやご相談などありましたら、お気軽にスカフォルズまでお電話ください。
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